2012年10月23日火曜日

4期終盤とお知らせ


皆様お久しぶりです。

ついこないだ序盤の話をしたところなのですが
気付けば4期ももう終わりですね。

さて,突然ではありますが,僕のW9-12でのプレーは
この度の第4期をもってひとまず休止し (やるとすれば)来々期に備える
ということにしようと思います。

この短い間お付き合い頂いたixa見聞録も,
そろそろ終焉が近付いてきた,ということになります。
(ただ気が向いたら更新するかもしれません。
意外とネットゲーム上の現象って
合理選択論なり近代政治思想なりと絡め易いように思います)

理由は誰も興味がないでしょうからくどくど書きませんが,
ようは,一通り遊んだかな,ということです。

振り返れば これまで
1期 ixa手探り状態でまだ組織的作戦指揮のゆるい大同盟 
2期 まだ手探り感の残る中同盟→組織的作戦の発達した大同盟
3期 強度の結びつきのある中同盟
でやってきて,
4期では10人程度の個人中心の緩い連帯の少数同盟
でプレーをしました。

元々,あまり同じ環境で二度やっても得るところ少ないかな?と思い
意識的に環境を変えてきたのですが 幸運にもその度に周囲の人達にとても恵まれ
結果的に大変楽しい2年間を過ごせました。

また4期の少数同盟は,1期に所属していた同盟のごく一部の元同盟員で集まったものですが
2期に解散した時点で ixaを止める前には必ずもう一度この同盟で と考えていたので
それにも大変満足しています。

この4期では やる気のある時はソロ,落せない時は合流,
というおそらく多くの人には当たり前の遊び方を出来たことも良かったです。
(殆どソロをしたことがなかった)


皆様,2年間色々とありがとうございました。


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さてそんなわけで所属同盟を転々として方々で色んな人とやりとりをしている内に
色々と書けること書けないことを経験してきたixaですが
今回は折角ですので,同盟の各類型について感じることをちょっとだけ書こうと思います。

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まず大同盟(50人以上)については性格的に対照的な二つの同盟に所属しましたが
そのいずれでも強みは数なので 個々人の役割分担には拘らずとも
合戦を進めることが出来るという汎用性の長所がありました。

ただ,これは逆言すると一人一人の個性が出にくいということでもあるので
そこに不満も出てき得るし,また内部での小グループ化も起きます。

これは盟主や補佐の指揮の巧拙や性格次第でどうこうなる問題なのかはちょっと分かりません。
僕の目から見て性格が対照的だった1期の同盟でも2期の同盟でもそうしたことはあり
自身も各小グループに出たり入ったりしていたからです。
そこでおおっぴらに不満を言う人もいれば,そうでない人もいるなど様々でした。

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次に中同盟(20以上50未満)ですが,これは数に任せる場面と個性に頼る場面がありました。
具体的な人数にもよりますが適宜その選択をしていけるところが
小グループ化も招かず 遊び方の幅にもつながるという長所になるのではないでしょうか。
参加する側からすると 人に任せられる部分と自分で考える裁量の部分のバランスが
丁度良いということになります。

ただ,短所として挙げられるとすれば 同盟の中心にいるメンバーは
全体のことを考え且つ自分のことも というように負担が大きくなりがちかな?
と周縁にいた僕は勝手に推量する次第です。

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最後に20人に満たない少数同盟ですが,
自分は他ワールドも含めて5~15人程度の同盟を経験しましたが,これには
中同盟のより小さなバージョンという場合と,
むしろ個々人の連帯という場合とがあるように思われます。

とはいっても いずれにせよこの規模では
各人の個性が決定的であることは間違いないのですが
(なので類型と成績は関係ありません)

敢えて区別するなら 前者の場合では中同盟と同じ原理が個性よりに大きく働き,
他方で後者では 活動はそもそも一人一人に任され千差万別ということになっていたようにみえます。

特に後者では,その自由さと気楽さが長所でありつつ,
余程プレイ志向が似通っていないと熱意・時間などがバラバラで
協同する場面が生じにくいということも生じます。
初めから一人志向であればそれもいいかもしれませんが
協同したい場合は短所でしかないでしょう。
好成績を狙っていきたいという場合は相当人を選ぶ類型でしょう。

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というのが平凡ですが一応文章にして支障ない範囲で各類型について思うところです。

総じて,いずれの類型であろうが,常に念頭に置くべきこととして,
盟主・補佐は,同盟員は同盟の決定に従う義務があってそうしているわけではないこと,
同盟員は,どういう位置付けが自分に適しているかを考えつつ主体的に動くこと,
というのが挙げられるんじゃないかな,と思いました。
誰も自動的には付いてきてくれませんし,
誰かが勝手に都合の良い環境を作ってくれるわけでもありません。

僕自身は,ixaのようなゲームはソロで遊んでいてもすぐ飽きると感じるため,
(非常に難易度が高いのであれば格別 実際は結構あっけないので益々そう感じました)
色々な同盟での活動を色々な立場から経験することを多くの人に(今更)お勧めしますし
そうして人も同盟の形態も循環させていく方がもっとixaが盛り上がるのではないかなと思います。


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と,以上だけでは「これまで散々更新してこなかったのに面白い話がない
と読んで頂いている(よくお酒を飲んでいるあの人など)に
言われてしまいそうですので 一つだけ実話をご紹介します。

自分は今期初めて同盟運営する側の立場になったのですが
その立場になればなったで困ったことも出てくるというエピソードです*

さて少数同盟をするにあたって 
自分自身としては旧来の身内で細々まったり感を楽しむという
コンセプトを事前に説明させて頂きやっていたんですが

どうやら僕が懇意にさせて頂いている他同盟の盟主さんにした
「一人一人の働きで大きく報酬が変わるということ自体がモチベ維持の上で大事」
と考えているという話を伝え聞いたとかで

「上位に入って銅銭をたっぷり得るのがモチベ」と勘違い/曲解されたお人がいまして
まあそれを一人でしているならともかく わざわざ衆人の目に留まる場で
(恐らくは揶揄目的で)「そんなモチベとはさすがです!
これは他同盟の盟主に聞いたのでクレームはそちらまで ^^/
などと書かれるということがありました。

当の他同盟の盟主さんには そのままのログをお見せしたところ
「これはちょっと。そんな風には伝えてないんだけど。なんかごめんね^^;」(意訳)
という反応を頂くという 苦笑しか買わなかった話なんですが。

まあ一般論ではありますが 不精確なことを強気で言い
(間違えること自体は万能でもない限り当然ですし 能力上の問題で仕方ないのですが)
他人に疑問を呈されても 妙に取り繕って無謬を装う人というのはままいるもので,
それは能力というより品性の問題であるし,対応に難儀することがありますね。
結局 その取り繕いで流して 幼ない点を指摘して苦言を呈したりはしないんですけど
それはご当人のためにもならない と一般論として言えるかもしれません。

このご当人がそうだとは必ずしも言えませんけれど ふとそんなことを思いましたです。
(周囲の人にそう映ると「思ったより香ばしい人」という評を下されてしまったりもするようですが。
「香ばしい」という表現の意味は精確には分かりませんが,ようは思い込みが強いってことでしょうか)

とはいえ仮にそうした人が 上の例のように
一応 自分でも間違っている(突っ込まれる)自覚があるのか分かりませんが
クレーム先を他に指定して 間違いを人のせいにするという技を覚えていた場合には

「をを,成長している(・_・」

とか思うわけないだろ。

自覚があるなら とりあえず「謙抑」という漢字の書き取りを1000回程して出直してこい
とか感じるわけであります。


で 話を戻しますと

結局 その後一応訂正をして差し上げたんですが
ご本人からは相変わらず謝罪もなにもないままでして
こういう場合の応対もする必要があるのでixaはときに大変,
あと,こういうことをしてはいけません,というお話でした。


*注)勿論 本当はご当人と仲が良いから書ける実話ですので
あまり真に受け過ぎないでくださいね



今回はこんなところで。
それでは